多くの鳥類が胃に保有しているカビの一種です。しかし、感染していても必ず発症するものではありません。 症状は削痩・食欲不振・嘔吐・下痢・黒色便などの消化器症状が見られます。重症例では吐血を起こすこ...
消化管の運動機能が低下するため、そ嚢内に食べ物や液体が溜まる病気です。ヒナに起こりやすく、食欲不振、呼吸困難、寝てばかりいるなどの症状がでます。原因は、不適切な餌の給餌、環境不良、感染症などです。 ...
タンパク質の過剰摂取や腎不全などが原因で、尿酸がたくさん血液中にたまり、産生された尿酸結晶の刺激によって起きる病気を痛風といい、間接型と内蔵型に分かれます。また、オカメインコやコザクラインコでも少数見...
疥癬症は鳥のくちばしや目の周辺の皮膚にカサブタのようなものができ、とても痒がります。特にセキセイインコに発症しやすいです。トリヒゼンダニ(寄生虫)による感染が原因で、痒いので鳥かごにこすりつけます。 ...
キサントーマはオレンジ色の腫瘤として発見されます。原因は持続発情による高脂血症が関連し、外的刺激が加わることで発生します。翼端部のキサントーマでは、重量の増加で飛べなくなり、自咬も多いです。 治...
卵詰まりは、寒冷や環境変化のストレス、高齢、低カルシウム血症、産道弛緩不全、卵管口閉塞、骨格異常、腹壁ヘルニアなど様々な原因で起こります。 症状は、元気・食欲の低下、膨羽、腹部膨満、排便障害、血...
右記の写真は長期にわたってプラグが総排泄腔に詰まることにより周囲の組織が出血壊死してしまったヒョウモントカゲモドキの写真です。 プラグとはクロアカルサック内に定期的に溜まる黄色くて硬い塊のことで...
クランウェルツノガエルが感染により、 赤肢病(レッドレッグ)と皮膚体腔膜が穿孔し脱腸を呈したものです。 感染し発症する原因として、外傷、不衛生な環境、不適切な飼育、ストレス等が考えられます。 ...