動物別症例集 : エキゾチックアニマル

プレーリードックの拡張型心筋症

左心室の拡大を伴って、徐々に心筋収縮機能が低下し、心不全を発症する心臓病のひとつに拡張型心筋症があります。3歳~4歳のプレーリードックに比較的多く疾患が発症し、症状が進行すると、胸水の貯留や肺水腫が起...

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コツメカワウソの内部寄生虫

イタチ科の食肉類で東南アジアに生息するコツメカワウソは、最近ペットとして人気の動物で、カワウソの種類の中では最も小さい種類です。食生活は魚類、爬虫類、昆虫、甲殻類、貝類などで、ペットとしてはフェレット...

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トビネズミの骨折

トビネズミの足は細くて長いため、骨折などの事故を起こす危険性が高いです。治療法は、折れた骨の中にピンを挿入して固定し、周囲をギプス固定をして、骨が回転しないようにします。活動的なので再骨折に注意が必要...

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フェネックの皮膚病

フェネックギツネは砂漠に棲息しているキツネで、犬と同じように皮膚炎をおこします。 皮膚炎の原因は、大きく3つに分かれます。 1. 外部寄生虫(ノミ・マダニ・疥癬ダニなど)によるもの。 2. ...

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アメリカモモンガの脱毛

有袋類のフクロモモンガとは分類が全く異なり、アメリカモモンガはリス科のげっ歯類になります。しかし脱毛の原因は類似している点も多く、ストレス、ホルモン、感染、栄養性、季節性などさまざまな原因で起こります...

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ヒメウズラの総排泄腔脱

左の写真はヒメウズラの総排泄腔が外転して脱出してしまった写真です。 鳥の総排泄腔脱においては様々な原因がありますが、主な原因としては産卵後、卵管や排泄腔に傷や腫れが残ってしまうと、次の産卵時、イ...

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鳥の骨折

人が踏んだり、挟んだりすることによって、脚や翼を骨折することがあります。特にセキセイインコや文鳥は手乗りとなりやすく、人の後をついて回ることがこれらの事故の原因となります。 小鳥の骨折の手術は、折れ...

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鳥の趾瘤症(バンブルフット)

細過ぎまたは太過ぎなどの止まり木による偏った足底への負担や肥満、床が硬いなどが主な原因で起こる病気を趾瘤症といいます。すべての鳥類でみられ、生活環境の改善がないと、細菌感染を起こして痛みにより立てなく...

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インコの腹壁ヘルニア

腹部の筋肉が伸びたり裂けたりしてヘルニア輪から臓器が飛び出た状態を腹壁ヘルニアといいます。セキセイインコの雌がほとんどでオカメインコなどにもみられ、慢性的な発情や産卵が原因となります。腸や卵管が脱出す...

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インコの嘴過長症

嘴形成不全は、嘴の過長、脆弱化、横または縦のストレスライン、変色や出血班などがみられるものをいいます。多くは肝機能障害や高脂血症によって起こります。PBFDでは特に上嘴が過長し、脆弱化します。 ...

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獣医師
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