動物別症例集 : エキゾチックアニマル

ハリネズミの眼球摘出

眼球が飛び出しやすい原因として、眼球が入っているくぼみ(眼窩)は比較的浅く、これはハリネズミに特徴的な構造です。先天性、外傷、肥満、生活環境不適合 などが原因で眼球が突出してしまいます。 重度の...

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デグーの脊索腫

デグーは他の動物に比べて腫瘍は少ないとも言われていますが、血管腫、肉腫、リンパ腫、歯牙腫、線維腫、線維肉腫などの報告があります。デグーの腫瘍については、情報が非常に少ないのが現状です。脊索腫とは、通常...

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デグーの不整咬合(不正咬合)

デグーの歯は切歯(前歯)・臼歯(奥歯)ともに一生伸び続け、硬いものをかじったりすり潰すことで削られていきます。 歯をこすり合せることが不足したり、ケージを齧ったりして、かみ合せが悪くなった状態を不整...

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デグーの妊娠

デグーのメスは4歳くらいまで繁殖でき、生後6ヶ月で性成熟を迎えます。相性が合えばオスとメスを同じ場所で飼育すると自然に交尾が行われ、受精するようになります。平均3~6匹出産し、妊娠期間は約90日ほどで...

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デグーの子宮平滑筋肉腫

子宮の平滑筋肉腫は子宮の筋層にある平滑筋から発生し、子宮、腸、胃、全ての血管の壁、皮膚を含む身体のほとんどの部分で見られます。治療は抗がん剤治療や放射線治療が主ですが、効果があまりみられないことも多い...

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デグーの尻尾切れ

デグーはシマリスと同様に尾をつかんだりひっぱったり踏んだりすると尻尾が切れやすい動物で、尻尾の中の筋肉や骨がむき出しになってしまいます。 抗生物質の治療をして、感染を防ぎます。その後1~2週間程...

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デグーのペニス脱

デグーでは、外傷・尿路系疾患や発情期が原因でペニスが脱出したままになることがあります。この状態を放置しておくと表面が乾燥してしまったり、自分でかじったり舐めてしまったりすると元に戻らなくなってしまうこ...

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フクロモモンガの自咬症

何らかのストレスが原因で自分の体を自分で傷つけてしまうことを自咬症といいます。特に性成熟を迎えたオスはしっぽを咬みちぎってしまうことがよくあります。損傷部位の治療として断尾をしてエリザベスカラーの装着...

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フクロモモンガの去勢

本来フクロモモンガは集団生活をしているので、単独飼育されているとストレスで自咬症がよく見られます。特にオスで頻発し、四肢や生殖器を傷つけてしまいます。自咬症の解決策のひとつは去勢手術であるとの報告があ...

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フクロモモンガの裂傷

フクロモモンガは俊敏性に優れ行動範囲が広いため、狭いケージのなかではとくに体をぶつけたり落下したりしやすくなっています。また複数飼育の場合でも相性が悪いと喧嘩などで傷になってしまうことがあります。そし...

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獣医師
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