ボタンインコのキサントーマ(黄色腫)

キサントーマはオレンジ色の腫瘤として発見されます。原因は持続発情による高脂血症が関連し、外的刺激が加わることで発生します。翼端部のキサントーマでは、重量の増加で飛べなくなり、自咬も多いです。 治...

詳細はこちら

文鳥の卵塞症(卵詰まり)

卵詰まりは、寒冷や環境変化のストレス、高齢、低カルシウム血症、産道弛緩不全、卵管口閉塞、骨格異常、腹壁ヘルニアなど様々な原因で起こります。 症状は、元気・食欲の低下、膨羽、腹部膨満、排便障害、血...

詳細はこちら

ヒョウモントカゲモドキの半陰茎プラグ

右記の写真は長期にわたってプラグが総排泄腔に詰まることにより周囲の組織が出血壊死してしまったヒョウモントカゲモドキの写真です。 プラグとはクロアカルサック内に定期的に溜まる黄色くて硬い塊のことで...

詳細はこちら

イグアナの皮膚膿瘍

右の写真はトゲオイグアナの下顎に傷ができ、そこから細菌感染することにより膿瘍ができた写真です。 爬虫類の膿瘍の症状としてはドロドロの膿が患部に充満して炎症を起こすというより、膿がチーズ様の塊とな...

詳細はこちら

クランウェルツノガエルの感染性皮膚疾患

クランウェルツノガエルが感染により、 赤肢病(レッドレッグ)と皮膚体腔膜が穿孔し脱腸を呈したものです。 感染し発症する原因として、外傷、不衛生な環境、不適切な飼育、ストレス等が考えられます。 ...

詳細はこちら

ニシアフリカトカゲモドキの卵閉塞

トカゲの雌性生殖器疾患である卵閉塞の主な症状としては食欲不振、腹部膨満であり、卵殻形成によるカルシウムの大量消費のため低カルシウム状態となり、卵管平滑筋の反応を低下させ難産を助長させたり、元気の消失や...

詳細はこちら

ヒョウモントカゲモドキの卵胞うっ滞

下記の画像は1ヵ月内科療法しても改善がみられず外科的摘出にのぞんだヒョウモントカゲモドキの停滞していた卵胞の写真です。 卵胞うっ滞を呈した場合、卵胞による体腔内の物理的占拠により、初期には消化管...

詳細はこちら

ヒョウモントカゲモドキのヘミペニス(半陰茎)脱出

露出したヘミペニスが元に戻らない状態です。原因は外傷、炎症、また、ヘミペニスの収縮筋や総排泄腔の括約筋の障害を伴う神経系の異常、排泄物の停滞などです。脱出したヘミペニスはうっ血により浮腫や壊死を起こし...

詳細はこちら

爬虫類の代謝性骨疾患(MBD)

主に爬虫類や両生類にみられる病気で、偏食のフクロモモンガでみられることもあります。 くる病や骨軟化症という骨疾患を引き起こすこともあります。 低カルシウム血症が原因とされ、栄養不均衡(低カルシ...

詳細はこちら

爬虫類のクリプトスポリジウム症

原虫というごく小さな寄生虫の一種であるクリプトスポリジウムは、様々な爬虫類に対して致命的な消化器疾患を引き起こします。 国内では特にヒョウモントカゲモドキの発症が多いとされています。 また、海外の...

詳細はこちら

獣医師
出勤表