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食物アレルギーについて


食物アレルギーとは
・主にたんぱく質に対して過剰な免疫反応が起こり皮膚の痒み・下痢・嘔吐などの症状を引き起こす病気です。
・原因としてよくあげられる食べ物は肉・魚・穀物などがあります。

主な症状
・目回りや耳を痒がる
・足先をよく舐める
・脇や背中を痒がる
・嘔吐・下痢・軟便
※季節関係なく痒がったり、慢性的な軟便・下痢・嘔吐が見られたら食物アレルギーの疑いがあります。

除去食試験
・一定時間(2~8週間程度)アレルギー反応が起きにくい食べ物だけを
食べて、症状が改善するかを確認する方法です。
※いつもあげているおやつなどもあげないように注意しましょう!
除去食試験で症状の改善が認められた場合、食物負荷試験を実施します。

食物負荷試験
・元のフードを少しずつ量を増やしながら与え、症状が再び出るかを観察する方法です。
・症状が再び認められた場合、食物アレルギーと診断されます。

血液検査
・どの食べ物に反応してアレルギーを起こしているかを調べる方法です。
・ただし、全ての食べ物が網羅されていなかったり、陰性の食べ物でアレルギーを起こしてしまう可能性があったりするので、血液検査だけで食事内容を決定するのは難しいです。

まとめ
・季節な関係なく痒がったり、慢性的な軟便・下痢・嘔吐が見られたら
食物アレルギーの疑いがあるのですぐに動物病院へ連れていきましょう!


中野区、中野、中央、本町、新中野、杉並区、南台、和泉、和田、堀ノ内、の方は往診もいたします。

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