動物別症例集

フトアゴヒゲトカゲの全身性微胞子虫症

この症例は2016年にエキゾチックペット研究会にて症例発表を行ったものである。全身性微胞子虫症とは診断方法が確立されておらず、生前診断が困難な疾患であるが、おそらくEncephalitozoon sppが関与していると思われる。報告では副腎や肝臓、腸管、脂肪組織における感染も確認されており、症状が多様化しやすく、発見は困難であろう。

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