動物別症例集

内視鏡を用いて異物摘出をした犬

内視鏡を用いて異物摘出をした犬

犬は様々な原因で胃腸症状を起こしたりします。
中でも異物の摂取は、クセになる子は繰り返し食べたり悩まされることが多いです。

異物を食べてしまったことに気付いた場合には、病院で吐かせたり、お腹を切って取り出したり、内視鏡を使ってひっぱり出したりします。

しかし、異物を食べていることに気付いてないこともあり、慢性的に消化器症状(下痢したり、吐いたりなど)を起こしている子で生検を実施する時に偶発的に異物に気付くこともあります。

写真の子も、慢性的な下痢があり精査(生検)のために内視鏡を入れたところ、胃の中におむつ?なのか綿のようなものが多量にあり、摘出した子になります。
慢性的な胃腸疾患の場合には診断のための生検も含めて、内視鏡をする必要性を改めて感じました。

獣医師
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