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臆病?甘えん坊?モルモット性格チェックリスト

集合するモルモット

モルモットは、臆病だけれど実はとても好奇心旺盛で、甘えん坊な一面も持つ魅力たっぷりの小動物です。しかし性格には個体差が大きく、「鳴き声」「行動」「触れ合い方」などから読み取れるサインを見逃さないことが、ストレスのない暮らしにつながります。
この記事では、モルモットの性格を作る要因から、20項目の性格チェックリスト、品種ごとの特徴、さらに健康管理や飼育環境づくりまで、初めての飼い主さんでもわかりやすく丁寧に解説。
大切な家族として迎える前に知っておきたいポイントをギュッとまとめていますので、ぜひモルモットとの暮らしの参考にしてみてください。

モルモットの性格基礎知識:小動物Guinea Pigをペットに迎える前に

モルモットとふれあい

個体差を生む3つの要因(遺伝・環境・飼い主とのコミュニケーション)

モルモットの性格は主に「遺伝」「育った環境」「飼い主さんとのコミュニケーション」の3つで形成されます。 親が穏やかな場合は子どもも落ち着きやすく、警戒心の強い血統では臆病さが残ることがあります。
さらに幼少期にどれだけ人や生活音に慣れてきたかも性格に影響します。
お迎え後は、飼い主さんが毎日同じタイミングで声をかけたり、丁寧にお世話をしたりすることで安心感が育ちます。

臆病だけど好奇心旺盛?モルモット特有の行動パターンを解説

モルモットは「臆病さ」と「好奇心」が共存する小動物です。
急な物音にはびっくりして隠れる一方、安心できる環境ではそっと顔を出し、飼い主さんの動きをじっと観察します。

オスとメスで違う?ハムスターとの比較でわかる体重・サイズの差

モルモットはオスとメスで性格傾向や体格にやや違いがあります。
一般的にオスは体が大きく、少し堂々とした子が多い傾向があり、メスは控えめで落ち着いた子が多いといわれます。
また、同じ小動物であるハムスターと比べると、モルモットは体重・体格ともに大きく、より"存在感"のあるペットです。
体が大きい分、必要なケージサイズや運動スペースも広くなりますが、そのぶん感情表現が豊かでコミュニケーションが取りやすい魅力があります。性別やサイズの違いを理解しておくことで、暮らしやすい環境を整えることができます。

性格チェックリスト20項目でわかる甘えん坊度・臆病度・ストレスサイン

見つめ合うモルモット

鳴き声の種類で読み解く感情(キュー・ウィーク・グルグル)

モルモットは鳴き声の種類によって、そのときの気持ちを伝えています。「キュー」という短い声は不安や要求を表し、環境の変化に敏感な子がよく発します。
「ウィーク」はごはんや抱っこを期待しているときの甘えたいサインで、飼い主さんを見ると鳴きながら近づいてくることも。
一方「グルグル」という低い振動音は、リラックスしている時にも、軽いイライラを感じている時にも聞かれます。
声のトーンや状況と一緒に観察することで、甘えん坊度やストレスの有無を細かく把握できるため、日常的に鳴き声を注意深く聞くことが大切です。

抱っこ好き?触れ合いレベルをテスト

抱っこや触れ合いへの反応は、モルモットの性格がよく表れるポイントです。手を差し出したときに自ら近づいてくる場合は、甘えん坊で人に慣れやすいタイプ。
逆に体をすくめたり、後ずさりする場合は、慎重で警戒心が強い性格かもしれません。
抱っこをするときは、体をしっかり支えながら胸の前で安定させることで安心感が出ます。 短時間から始め、徐々に慣らしていくと、臆病な子でもリラックスして触れ合いを楽しめるようになることが多いです。その子に合ったペースで触れ合いの時間を調整しましょう。

食事・専用フードへの反応でみる甘えん坊度

食事のときの行動からも、モルモットの性格がよく分かります。飼い主さんが近づいただけで「ウィーク」と鳴きながら寄ってくる場合は、甘えん坊度が高く、コミュニケーション欲求も強いタイプです。
反対に、ごはんをそっと巣箱の奥で食べる子は、慎重で落ち着いた性格のことが多いでしょう。
また新しいフードへの興味も性格を映します。すぐに口にする子は好奇心旺盛で、人との関わりにも前向きな傾向があります。
食欲の変化はストレスサインにもつながるため、日々の反応を観察することで早めの健康ケアにも役立ちます。

運動タイムの行動でわかる警戒心と臆病さ

ケージの外で遊ぶ運動タイムは、性格を見る絶好のチャンスです。積極的に走り回ったり、部屋を探検する子は好奇心が強く、環境への適応力も高め。
一方で、最初は隅にとどまってなかなか動かない子は、警戒心が強く、慎重な性格のことが多いです。
それでも時間をかければ少しずつ動き始める場合が多く、安心できるスペースを作ることで自信が育ちます。
運動中に突然固まったり、急に巣箱へ戻る行動はストレスサインの可能性もあるため、小さな変化も丁寧に見守ってあげましょう。

トイレや巣箱の使い方でみる清潔志向

モルモットは意外と清潔好きな子が多く、トイレや巣箱の使い方にも性格が表れます。決まった場所で排泄をする子は、環境の変化に敏感で整った生活を好むタイプです。
巣箱をこまめに出入りし、落ち着く場所を自分で整える子も、几帳面な性格であることが多いでしょう。
逆に、巣箱の中で牧草を散らかしたり、遊びながら場所を変える子は好奇心旺盛なタイプ。
行動パターンを理解することで、その子が安心して過ごせる環境づくりに役立ちます。

品種別性格比較:イングリッシュモルモット・アビシニアン・クレステッド・テディ・ロシアンスモーク

あつまるモルモット

短毛で社交的なイングリッシュ(イングリッシュモルモット)の性格とブラッシングケア

イングリッシュモルモットは短毛でお手入れがしやすく、初心者の方にも人気の品種です。
性格は比較的穏やかで社交的な子が多く、人の声や動きに慣れやすいのが特徴です。
ブラッシングは週1〜2回程度で十分ですが、コミュニケーションを兼ねて毎日軽く撫でてあげると信頼関係が深まります。
抜け毛も多くないため、お世話がしやすい点も魅力です。初めてモルモットを迎えるご家庭にもおすすめの品種といえます。

巻き毛ロゼットが魅力!アビシニアンの活発さと注意点

アビシニアンモルモットは、全身にあるロゼット(渦巻き毛)が特徴的で、見た目の華やかさから人気の高い品種です。
性格は活発で元気いっぱい。探検が好きなため、ケージの外での遊び時間を多めにするとストレスが軽減します。
ただし巻き毛は絡みやすく、抜け毛が絡まって塊になることもあるため、こまめなブラッシングが必要です。
活動量が多いため、ケージ内のレイアウトに高さや隠れ場所を工夫すると、より快適に過ごせます。

頭のつむじがかわいいクレステッドモルモットの人懐っこさ

クレステッドモルモットは、頭の上にできる大きな"つむじ"が特徴の愛らしい品種です。
性格は人懐っこく、飼い主さんの姿が見えると寄ってくる子も多いタイプです。
穏やかで優しい性質を持ち、初めての方やお子さまがいる家庭でも迎えやすいと言われます。
毛並みは比較的整いやすく、ブラッシングは週1〜2回で十分。触れ合いながらケアできるため、コミュニケーションの時間としても最適です。
甘えん坊になりやすい傾向があるため、スキンシップの時間をしっかり取るとより信頼関係が深まります。

テディのふわふわ被毛と穏やかな気質

テディモルモットは、ぬいぐるみのようなふわふわした手触りの被毛が特徴で、触り心地の良さが魅力です。
性格は穏やかで落ち着いた子が多く、抱っこが好きな甘えん坊タイプも珍しくありません。
ただし被毛が密で絡まりやすいため、軽いブラッシングをこまめに行うことが大切です。
静かでゆったりとした生活を好む傾向があるため、音の少ない環境や安心できる巣箱を用意するとストレスが軽減します。

ロシアンスモークのクールな見た目と臆病傾向

ロシアンスモークは、グレーを基調としたクールな毛色が魅力の品種です。
見た目の落ち着いた雰囲気とは裏腹に、実は臆病な子が多く、初めての環境では緊張で動けなくなることもあります。
慣れてくると小さく鳴いて甘えてくれることもあり、ゆっくりと関係を築くことで深い信頼を寄せてくれるタイプです。
暗くて静かなスペースを好むため、巣箱や隠れ家を多めに準備すると安心して過ごせます。
慎重な性格を尊重し、無理に触らず時間をかけて距離を縮めることが大切です。

性格を伸ばす飼育環境の作り方と管理ポイント

モルモットのごはん

ケージサイズ・設置レイアウトと多頭飼いのコツ

モルモットが安心して過ごすためには、適切なケージサイズとレイアウトが重要です。
1匹の場合でも、最低90cm以上の横幅があるケージが理想で、トイレ・巣箱・食事スペースを分けられる配置にするとストレスが軽減されます。
多頭飼いの場合は相性が大きなポイント。縄張り意識が強い子もいるため、最初は仕切りを使って距離を保ちながら慣れさせると良いでしょう。
隠れ家を複数設置し、逃げ場を作ることでケンカを防ぎやすくなります。十分なスペースを確保することが、性格を伸ばす環境づくりの第一歩です。

温度・湿度を快適に保つための管理と対策

モルモットは温度変化に弱く、暑さや寒さがストレスとなり性格にも影響します。
理想的な室温は18〜24℃、湿度は40〜60%が目安です。特に夏場は熱中症のリスクが高いため、エアコンで室温管理を徹底し、直射日光の当たらない場所にケージを置きましょう。
冬は冷え込みやすいケージ下部に断熱マットを敷いたり、外気が直接当たらないように工夫します。
温湿度計を設置して日々チェックすることで、モルモットが安心して過ごせる環境が整い、性格の安定にもつながります。

床材・巣箱・掃除頻度―ストレスを減らす住まい

床材や巣箱の選び方、そして掃除の頻度はモルモットのストレス軽減に直結します。
床材は足に優しい柔らかめのチップやコーンリターがおすすめで、衛生面と快適さのバランスが重要です。
巣箱は暗くて安心できる素材を選び、複数設置することで逃げ場が増え、警戒心の強い子でも落ち着きやすくなります。
掃除は1日1回の部分掃除と、週1〜2回の全体清掃が理想です。清潔な環境は匂いや湿度の上昇を防ぎ、性格の安定にもつながります。

毎日の運動スペースと定期的なブラッシングケア

モルモットは適度な運動が欠かせない動物で、毎日の運動タイムは心身の健康を守る大切な時間です。
部屋の一角にサークルや安全なスペースを設け、15〜30分ほど自由に走れる環境をつくるとストレス発散になります。
また、品種によって必要なブラッシング頻度は異なりますが、どの子にも共通して「触れ合いながらケアする」ことが信頼関係を深めるポイントです。
短毛種は週数回、長毛種は毎日のケアが理想。無理のない時間で楽しみながら続けることが、性格の安定にもつながります。

飼育に必要な専用フード・ビタミンC補給の用意と準備

モルモットは自分でビタミンCを生成できないため、日々の食事からしっかり補給する必要があります。
専用フードにはビタミンCが配合されたものが多く、毎日決まった量を与えることで不足を防げます。
また、パプリカや小松菜などビタミンCを多く含む野菜をプラスするのもおすすめです。
ただし水に溶かすタイプのビタミンCは酸化しやすく、味が変わることで飲水量が減ることもあるため注意が必要です。
フード、牧草、補助野菜を組み合わせ、栄養バランスの整った食生活を整えることが、健康だけでなく性格の安定にもつながります。

性格と健康は表裏一体!注意すべき病気と症状

モルモット

ビタミンC欠乏症が招くイライラ行動と予防食

ビタミンC欠乏症はモルモットにとって最も注意すべき病気のひとつで、初期症状としてイライラした行動や食欲低下が見られることがあります。
関節が痛むことで触られるのを嫌がったり、動きが鈍くなる場合もあり、性格が突然変わったように見えることも。
予防の基本は、ビタミンC入りの専用フードと新鮮な野菜を毎日適量与えること。
加えて、ストレスを減らす環境づくりも欠かせません。早期に気づくことで重症化を防げるため、日々の行動変化をよく観察しましょう。

不正咬合が起きやすい個体の行動サインと対策

不正咬合とは、歯が正しくすり減らず伸びすぎてしまう状態のことで、モルモットに多く見られるトラブルです。
食べ物を口に入れてもすぐ落とす、食事に時間がかかる、よだれが増えるといった行動が初期サインとなります。
牧草をしっかり噛むことで歯が自然に削れるため、常に新鮮なチモシーを切らさないことが重要です。
もし食欲低下や体重減少が見られた場合は早めに動物病院を受診し、歯の状態をチェックしてもらいましょう。

皮膚トラブル・ダニ症とストレスの関係

モルモットはストレスがたまると免疫力が低下し、皮膚トラブルやダニ症が起こりやすくなります。
かゆがって体を掻きむしる、毛が抜ける、フケが増えるなどの症状が見られたら注意が必要です。
ケージが狭い、掃除が追いついていない、温度変化が大きいなどの環境ストレスが大きな原因となることがあります。
清潔な床材の維持と定期的なケージ清掃、温度・湿度管理を徹底することで予防できます。
症状が続く場合は、早期受診が健康と性格の安定につながります。

体重・体調変化をチェックする定期健診のポイント

モルモットは体調不良を隠す習性があるため、少しの変化でも早めに気付くことがとても重要です。特に体重は健康状態を反映しやすく、毎日または週に数回は量る習慣をつけましょう。減少傾向が続く、急激に増えるなどの異常が見られた場合は、歯のトラブル・消化器トラブル・ホルモン異常などが隠れていることがあります。

動物病院で受ける定期健診では以下の点をチェックします。

  • 歯の伸び具合(不正咬合の早期発見)
  • 心音・呼吸音の異常
  • 皮膚・被毛の状態、ダニや真菌チェック
  • 体重の推移
  • 食欲・排泄の状態

年に1〜2回の健診を受けることで、深刻な病気になる前に対処することが可能になります。

ペット保険と動物病院の上手な活用法

モルモットの医療費は症状によって大きく変わります。入院や外科手術が必要になると数万円〜十数万円かかることもあり、ペット保険に加入しておくと経済的な負担を抑えられます。

ただし、モルモットが加入できる保険は種類が限られているため、保障内容をよく比較することが大切です。特に注目したいポイントは以下の通りです。

  • エキゾチックアニマルの治療が対象か
  • 通院・入院・手術の保障割合
  • 年齢制限と加入条件
  • 既往歴の扱い

また、かかりつけの動物病院を持つことも重要です。エキゾチックアニマルを診られる病院は限られているため、普段から診察経験のある病院を見つけておくと安心です。

アドバンスペットクリニックでみられたモルモットの症例紹介

モルモットのオシリ

モルモットの診療は、犬や猫とは異なる専門的な知識と経験が求められます。
アドバンスペットクリニックでは、エキゾチックアニマルの診療にも対応しており、日常的にモルモットの皮膚疾患、泌尿器疾患、腫瘍性疾患などの症例を診察しています。

症例① 皮膚糸状菌(真菌感染)

当動物病院では、モルモットが体をかゆがる・毛が円形に抜けるという主訴で来院し、 検査の結果、皮膚糸状菌(いわゆるカビ) を確認した症例がありました。
真菌はストレス・免疫低下・湿度管理不良で悪化しやすく、内服治療により改善。
飼育環境の湿度管理と清掃が予防に重要です。

症例② 尿路結石(血尿を伴うことも)

モルモットはカルシウム代謝に特徴があり、 尿路結石が非常に多い動物種です。
当動物病院でも、血尿を主訴に来院した症例でレントゲン撮影を行ったところ、 膀胱内に複数の結石が確認されました。
飲水量の不足・フードの偏りが原因となるため、 水分摂取を増やす・牧草中心の食事にするなどの食事管理が再発予防の鍵になります。

症例③ 乳腺腫瘍

モルモットでは、乳腺腫瘍(良性・悪性含む)が発生することがあります。
当動物病院で診察した症例では、後ろ足の付け根のしこりに気付いた飼い主様が来院し、 触診と画像検査、細胞診検査により乳腺腫瘍を確認しました。
早期の外科対応で良好な経過を得られましたが、 小動物でも定期的な健康チェックが重要であることを痛感する症例でした。

モルモットの体調変化に気づいたら

モルモットは体調不良を隠す習性があり、症状が表に出た時には病状が進行しているケースも少なくありません。
皮膚の異常、食欲低下、血尿、しこりなどの変化が見られた場合は、早めの受診が重要です。

アドバンスペットクリニックでは、モルモットを含む小動物・エキゾチックアニマルの診療経験をもとに、
それぞれの動物種の特性に配慮した検査・治療・飼育環境のアドバイスを行っています。

「これって病院に行くべき?」と迷われた段階でも、お気軽にご相談ください。

モルモットの平均寿命と長生きするためのケア

モルモット

モルモットの平均寿命は4〜7年とされ、個体差はありますが、生活環境や日々のケアによって寿命は大きく左右されます。ここでは、モルモットができるだけ長く健康に過ごせるためのポイントをご紹介します。

食事管理と運動量のバランスで健康をキープ

モルモットの健康維持には、必要な栄養をしっかり摂れる食事と適度な運動が欠かせません。特にビタミンCは体内で生成できないため、ペレットや野菜からしっかり補う必要があります。

温度・湿度管理とストレスフリー環境で長生き

モルモットは暑さ・寒さのどちらにも弱い動物です。快適に過ごせる温度は18〜24℃、湿度は40〜60%が理想です。エアコンや除湿器、加湿器を活用し、急激な温度変化を避けましょう。

また、大きな音や急な抱っこはストレスになることがあります。静かで落ち着ける環境を整えることが長寿の秘訣です。

シニア期のケア:抱っこ・ブラッシング・フード見直し

シニア期に入ると、足腰の衰えや歯のトラブル、食欲低下が起こりやすくなります。抱っこは短時間で優しく支えるようにし、転落事故を防ぎましょう。

ブラッシングも皮膚を傷つけないよう柔らかいブラシを使用します。また、シニア向けの低カロリーペレットに切り替えるなど、年齢に合わせて食事内容を見直すことが大切です。

家族とモルモットのコミュニケーションで心の健康も維持

モルモットは人間とのコミュニケーションを楽しむ動物です。声をかけたり、手からおやつをあげたりすることで信頼関係が深まります。

家族と過ごす時間はモルモットに安心感を与え、ストレス軽減にもつながります。心の健康を保つことは、寿命を延ばす大きな要素のひとつです。

まとめ

ブランコに乗るモルモット

モルモットは「臆病」「甘えん坊」「社交的」など、さまざまな個性が組み合わさった奥深い小動物です。性格は遺伝や環境、飼い主さんとの関わり方で大きく変化するため、日々の鳴き声・行動・食事・運動からサインを読み取りながら、安心できる環境を整えてあげることが大切です。
また、品種によっても性格やケアポイントが異なり、温湿度管理・床材・ブラッシング・専用フード・ビタミンC補給など、適切な飼育管理が健康を支えます。さらに、ストレスは病気のきっかけにもなるため、行動の変化を早めにキャッチすることが長生きの秘訣です。
モルモットは、小さな体でたくさんの愛情を返してくれる存在です。本記事の内容を活かして、より幸せで安心できる毎日を一緒に過ごしてください。

当院ではモルモットをはじめとした小動物の診療に対応しております。 皮膚・泌尿器・腫瘍など、気になる症状があれば早めにご相談ください。

アドバンスペットクリック

動物たちが自ら進んで行きたくなるクリニックを目指し、「寄り添う医療」を心がけています。犬・猫はもちろん、ウサギ・フェレット・ハムスター・鳥などのエキゾチックアニマルの診療にも対応。一次診療から高度医療まで、各分野の専門医と連携し、最階適な治療を提供します。

〒164-0011 東京都中野区中央4丁目58-5 1階
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